今、安全性が問われていること
7月1日、食品の安全性を評価・監視し、勧告の権限を持つ「食品安全委員会」が独立した行政機関として発足した。私たちが将来に渡って安心して食品を購入できるように、委員会はきちんとその役目を果たして欲しい。そのために私たちも『食の安全』に関心を持ち続けることが必要では・・

 1.BSE ( 狂牛病 )
 “安全宣言”が出たとはいえ国内に狂牛病に犯された牛がまだまだ生存している、と考えられる。解体段階で脳と脊髄は除かれているが、今問題になってるのは“背骨”だという。厚生省は背骨に付着している「背根神経節」は病原体に汚染されるリスクが高く規制が必要、と結論を出している。にもかかわらず、危険性のある背骨付きの肉を流通から除く措置はまだ取られていない。背骨のついた牛肉は食べないように注意したい。
 ※2003年9月・・・日本を含むBSE発生国の背骨のついた食肉の販売、及び食品や添加物の
            原材料として使用することを禁止しました (厚生省)
 

 2.クローン牛
 すでに国内には400頭を超えるクローン牛が誕生し、農水省は「安全性が損なわれるとは考えがたい」とクローン牛の出荷準備をしている。クローン牛には死産や流産が多いが原因はわかっていない。にもかかわらず「実験動物に食べさせても変化がない」「肉や牛乳の成分が一般牛と違わない」などを根拠に世界に先駆けて(?)クローン牛の肉や牛乳を市場に出そうとしている。
 しかもクローン牛には病気予防のためなどに大量の薬が使われているというが、その人体への影響も明らかにされていない。

 3.遺伝子組み換え作物
 すでに多くの食品が「遺伝子組み換え作物使用」と表示されずに流通している 詳細は・・

 4.抗生物質の多用・・・家畜の体内で作られる耐性菌
 病気を予防し成長を促すために、エサに入れらてきた大量の「抗生物質」によって、家畜の体内にいる菌が抗生物質に抵抗力を持つ(抗生物質が効かない)=耐性菌となっている。バイコマイシンの耐性菌が養鶏場から発見されたり、病原性大腸菌でも耐性の025や01が発見されている。
自己防衛手段として、抗生物質を使わないで飼育した肉や卵を買うようにしたい。
 さらに驚かされるのは、農作物にも抗生物質が使われ始めていることです。

 5.野菜の残留農薬
 現在は農薬の安全性に関する基礎データは“農薬メーカー”の毒性試験の結果に頼っている。売るための改ざんがなされても、それを調べるデータがないのが現状だという。食品安全委員会はきちんとした調査を実施し、信用できる摂取許容量を算出して欲しい。それまでは自主防衛しかなさそうだ。

 6.加工食品に多用されている添加物
 多種多様な添加物が大量に使用されているのが現状です。 詳細は・・・

 7.高温調理で生じるアクリルアミド(Acrylamide)・・・フライドポテト
 ジャガイモを低温(2〜4℃)で保存するとデンプンの一部が糖へと変化し、このジャガイモを素揚げ調理に用いると、生成するアクリルアミドの量が10倍以上に増加する。アクリルアミドのガンとの関係や、神経系への影響などの調査が早急に必要になっている。

 8.魚介類の水銀・ダイオキシン・微生物汚染
 子ども、妊婦・授乳期の女性に対する摂取ガイドラインが発表になり、改めて魚のメチル水銀による汚染の深刻さを知った。さらにダイオキシン汚染も深刻だというが、詳細はまだ明らかにされていない。海はどうなっているのだろう・・・

 9.お米のカドミウム汚染
 コーデックス(国際食品企画)委員会はカドミウムの基準値を0.2ppmとしているのに、日本では0.4ppmを基準値にしている。韓国やEUではすでに国際基準値を取り入れているのに、日本で実施できないのは大量の米が違反となるからでは、と言われている。詳細なデータは公表されていないし、対策も取られていない。将来も見据えて、日本人の主食の安定供給を考えて欲しい。

 10.食品容器から溶け出す化学物質
 ポリスチレン製の容器から、発がん性や環境ホルモン作用が疑われている『スチレン』が溶出し問題になっている。カップ麺を始め、弁当容器や乳酸菌飲料容器、テイクアウト用コーヒーカップ、ベビー用品などスチレン製容器は市場にかなり出回っている。子供の学習能力の低下や行動への影響が危惧されているが規制されてない。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 2003・7・3 ・・・ to be continued